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執筆者の写真大熊太郞

〜面接編〜 面接官を感動させる会話術 初級編

更新日:2023年5月23日

私は26歳の時大手飲食店店長から法人営業職へ転職、業界や職種を変え転職活動をしてきました。

さまざまな経験をしてきたなかで転職活動する方が全員使える情報を発信していきます。

今回は自分が今まで面接で使ってきた会話術を少しご紹介します♫


目次


1,面接で緊張して上手く話せない人は多い

2,面接の基本は「会話」を意識すること

3,面接で上手に会話するには

4,面接で会話をする上での注意点

5,面接では会話を意識して緊張しすぎないこと




面接で緊張して上手く話せない人は多い


転職の中でも面接は特に緊張度が高く、極度の緊張が原因で失敗する人は少なくありません。特にプレッシャーに負けて上手く話せなくなってしまう人は多く、面接官からの質問に答えられず、評価を逃してしまうことは多いです。緊張度が高いだけに、全く緊張しないというのは無理があり、実際に多少の緊張は気持ちを引き締め、パフォーマンスを高めるためには必要です。


しかし、それが過度になってしまうと、反対にアピールの妨げになり、評価のダウンに繋がります。面接で自分を売り込み、高評価を獲得するには、上手に話せることが大切です。面接において「上手に話す」とはどのようなことを指すのか、高評価を獲得するポイントと合わせて理解を深めましょう。



面接の基本は「会話」を意識すること


面接で上手に話すとは、「会話をすること」を指します。面接官と上手に会話ができていると、好印象、高評価にも繋がりやすいです。しかし、緊張度が高く、フォーマルな場における会話とはどのようなものかイメージが付かない人も少なくないでしょう。面接での会話とは、日常的な会話に通じる部分、面接ならではの部分があるため注意が必要です。面接で会話を意識するためには、どのような点に注意を向けるべきか、ポイントを知っておきましょう。


一方的に話さない


面接で会話を意識するには、一方的に話さないことが大切です。面接は面接官が質問し、求職者がそれに答えるという形式で進みます。

聞かれる質問はその時々で違いますが、事前にある程度予測し、回答を考えている人は多いでしょう。

準備をすること自体は間違いではありませんが、準備してきたままに、一言一句間違えずに話してしまうと、それは会話ではなく、演説になってしまいます。


面接では場の空気を読んで内容を変えたり、言葉のニュアンスを工夫したりしなければなりません。ただ自分が用意してきたものを、用意してきたままの形で一方的に伝えるのは、会話ではないことは理解しておきましょう。会話を心がけるには、面接官と自分、双方向でのコミュニケーションを意識しなければなりません。


面接官の話を聞くことも大切


会話とは一方が話し、もう一方が聞き、今度はもう一方が話し、話し手が聞き役に回るというのが基本です。つまり、話し手は学生ひとりではなく、面接官もこれに該当することは覚えておきましょう。自分の言葉で話すようにアピールするのはもちろん、会話を成立させるには、面接官の言葉もきちんと聞かなければなりません。


面接官が話し出したのを遮って自分のことをアピールしたり、話し終えないうちから答えを述べたりするのはマナー違反なので、注意しましょう。お互いに言葉を交わす、聞く姿勢を持つことで、初めて会話は成立します。面接は自分をアピールする場ですが、独演会なわけではなく、面接官とコミュニケーションを取る場と考えるといいでしょう。


面接で上手に会話するには


相手の話を聞き、自分の言葉で話すという2点を意識するだけでも、会話は成立します。しかし、会話が成立した=高評価になるわけではなく、これはあくまでコミュニケーションを取る前提条件に過ぎません。前提ができているのは当然のことであり、さらに高評価を獲得するには上手な会話を目指す必要があります。上手な会話にステップアップするには、いくつかポイントを踏まえて話すことが大切です。会話は少しの意識で簡単に上達させられるため、常に上手に会話することを心がけておきましょう。


結論から話す


面接では志望動機や自己PRなど、さまざまな種類の質問をされますが、どの質問に対しても結論から伝えるという点は共通しています。志望動機なら「御社を志望したのは○○だからです」、自己PRなら「私の強みは○○です」のように、最初に結論を述べましょう。


結論ファーストで伝えることで、何を話したいのかが明確になり、その後に述べることも分かりやすくなります。反対に結論を後回しにしてしまうと、結局何が一番伝えたいのかが分からず、アピール全体がぼやけた印象を持たれてしまうことも少なくありません。


ポイントはそれを聞いただけで何を伝えたいのかが分かるということであり、最初に明確な結論を提示して、アピール内容を印象付けるようにしましょう。


話す内容を整理する


面接ではいいたいことが明確に伝わるということが重要なため、何を伝えるのか、話す内容を整理しておく必要があります。闇雲に話し始めてしまうと、話が色々な方向に飛んでしまい、最終的に何を伝えたいのかが分からなくなってしまうことが多いです。


また、整理されないまま話していても理解してもらえないばかりではなく、自分でも伝えたいことを見失ってしまうことがあります。上手に伝えるには、結論→根拠→結論という順番で話すことが大切です。


話を3つに分け、構造化して伝えることで、内容が整理され聞き手もスムーズに受け止めやすくなります。まずは一度落ち着き、何をどのような順番で話すか頭の中で構築しながら、順を追って話すことを心がけましょう。


頻出質問の回答を用意しておく


業界や企業、面接の段階によって、質問される内容は異なりますが、一部共通して聞かれやすい頻出の質問はあります。志望動機や自己PR、学生時代頑張ったこと、逆質問などは頻出のため、これらの回答内容はある程度考えておきましょう。事前に回答内容を考えるといっても、聞かれた際はその場の雰囲気に合わせて話し方を工夫することが大切です。


回答内容は丸暗記せず、重要なキーワードだけ点で覚えておくといいでしょう。点で覚えたキーワードを、本番で話しながらひとつの線にして伝えることで、自然な流れで話すことができます。一言一句覚える必要はないため、絶対に伝えておきたい重要ポイントだけをまとめて、要点で記憶することが大切です。


目を見て話すことを意識


会話は話している内容も大切ですが、話し方も重要です。スムーズにすらすらと言葉が述べられていても、面接官のほうを一切見ず、俯き加減で話していると不気味な印象を与えてしまいます。目を見て話すのはコミュニケーションの基本であり、目を見て話せない=やましいことがあって信用できないと判断される場合もあるため注意が必要です。


目を見て話すのが苦手な人は、あごや鼻といった顔のパーツに注目すると緊張も和らぐでしょう。実際に目を見て話さなければならないわけではなく、面接官が面を見て話していると認識するなら、どこを見ても構いません。ただし、目を見ることを意識するあまり、睨みつけないよう注意し、自然に目線を外して凝視にならないようにも気を付けましょう。


面接官が話すテンポや声の大きさに合わせる


会話は双方向でのコミュニケーションによって成り立つもののため、相手に合わせた話し方を心がけることが大切です。面接官が話すテンポや声の大きさ、トーンといった、細かい部分にも注目し、それに合わせて話すことを心がけると、より自然な会話が成立するでしょう。


これは面接だけに限ったことではなく、普段の会話と同じです。普段の会話でも、一方が大きな声で早口でまくし立てるようにしゃべり、もう一方が消え入るような小さい声でゆっくり話していると、違和感を感じるでしょう。上手に会話ができているかどうかは、違和感の有無が大きく関係しています。声の具合やスピード感を合わせるだけでも、違和感は一気に解消され、言葉が雰囲気に馴染みやすく、リラックスもしやすくなるでしょう。


相づちを打って意思表示をする


面接では会話ができているかが重要視されているため、面接官の言葉にもきちんと反応しなければなりません。そのため、自分が話して終わりとせずに、必ず相槌を打って、話を聞いているという姿勢をアピールしましょう。


面接官の言葉を聞き流すのか、それとも必要に応じて「はい」と頷きながら聞いているかでは、面接官に持たれる印象が大きく違ってきます。後者のほうがきちんと話を聞いている印象を持ってもらいやすく、よりコミュニケーションが取れると評価されるでしょう。


相槌を打つ際には、面接官の目を見て、話が途切れるタイミングを待つことが大切です。相手の目を見ていなかったり、面接官が話している途中でしつこく相槌を打ったりすると、かえってコミュニケーション能力が低いと思われるため注意しましょう。



面接で会話をする上での注意点


会話を心がけ、上手にコミュニケーションを取ることで、面接での評価は高められます。しかし、会話を意識するあまり失敗することもあるため、注意点も把握しておかなければなりません。面接では単に会話をすると高評価になるわけではなく、正しい内容、振る舞いで成立しているからこそ、高評価に繋がります。面接で会話する際の注意点を把握して、マイナスの評価を受けないよう、細心の注意を払って面接官とコミュニケーションを取りましょう。


「あー」「えー」などを多用しない


普段の会話ではどのような話し方でも問題はありませんが、面接での会話ではフォーマルさ、誠実さを意識しなければなりません。そのため、「あー」や「えー」と、前置きを付けて話すのはできるだけ控え、聞かれたことを端的にすっと答えられるようにしましょう。これらを連発してしまうと、だらしない印象を与え、評価が悪くなる可能性があります。


場合によってはやる気がなく、失礼に思われることもあるため注意しなければなりません。他には「えっと」という前置きも乱発しがちなため、何度も同じ言葉を使わないよう注意しましょう。話し始めるたびに何度もこのような言葉を言っていると、悪印象に繋がりやすいです。


着地点のない世間話は控える


面接は、比較的フランクな雰囲気で、会話形式で進められることもあります。会話形式の面接の場合、世間話から入ることも少なくありませんが、脱線しすぎないよう注意が必要です。世間話はあくまで緊張をほぐすためのアイスブレイクで、それ自体が本題ではありません。


そのため、世間話で盛り上がったり、そこから話がどんどん展開して、関係のないところで盛り上がったりしても、直接の評価には繋がらないと考えましょう。世間話をすること自体は問題ありませんが、明確な着地点を考えず、だらだら話を引き延ばすのはよくありません。世間話をするなら、最終的に自分のアピールに繋がるよう着地点を見定め、簡潔にまとめて話題を切り上げるようにしましょう。


アピールの焦点をひとつに絞る


会話を意識していると、話が複数の方向に展開してしまい、結局何を伝えているのか分からなくなることが多いです。あまりに話が長く多方面に話題が及んでしまうと、アピール力が薄れてしまうため、ひとつの話題に対して焦点をひとつに絞って伝えることが大切です。展開した先々で上手く自分のアピールに絡めることができても、ひとつの話題で何個も詰め込んでしまうと何が重要か分からず、印象が薄れてしまいます。


面接のアピールは、単に量を詰め込むだけではなく、質を大切にしなければなりません。薄い印象しか残さないアピール100個と、記憶に深く刻まれるアピール1個なら、断然後者のほうが評価は高いです。話が広がり過ぎて収集が付かなくならないよう、アピールの焦点と着地点はきちんと考えておきましょう。


姿勢や表情にも気を付ける


自分が話している時や、面接官が話している時の姿勢や表情にも気を配らなければなりません。姿勢が悪いとそれだけでだらしない印象を与えてしまい、アピール内容がよくても悪印象を持たれやすいです。


また、面接官の話を聞いていない、聞くつもりがないと判断されることもあるため、注意しなければなりません。表情も自分らしさを伝える重要なポイントであり、常に無表情だと個性がアピールできず、印象に残りづらくなります。


話の内容によって表情を動かしたり、面接官の言葉に合わせてほほ笑むだけで、印象はがらりと変わります。姿勢や表情は無意識に出やすく、特に緊張すると姿勢が悪くなり、表情が硬くなってしまうことも多いため、意識的に改善するようにしましょう。


面接では会話を意識して緊張しすぎないこと


面接はどうしても緊張してしまいますが、過度の緊張はマイナスに働くばかりでいいことはありません。せっかく念入りに準備をして万全の状態で臨んでも、緊張して実力を発揮できず、不合格になることもあるため注意が必要です。過度に緊張しないためには、会話を意識して面接に取り組むことが大切です。


面接を企業から評価される品評会のように考えるとどうしても緊張するので、転職先を決めるための相談会とイメージするといいでしょう。実際に面接官も求職者とコミュニケーションを取り、理解を深めて自社に合う人材かどうかを見極めたいと考えています。会話を意識するのはお互いにとってメリットであり、高評価にも繋がりやすいため、コミュニケーションを取ることを第一に考え、リラックスして面接に臨みましょう。


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株式会社FIVE 有料職業紹介 大熊

許可番号 13ーユー310946


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