私は物流と医療業界への転職と海外駐在の経験を経て、自身のキャリアを考えた結果、現在はフリーランスとして働く道を選択しました。
今回は転職を考える上で重要な、キャリアの整理整頓についてご紹介します。
1.アピールポイントの明確化
2.優先順位を決める
3.キャリアの棚卸し
4.自己分析にとりかかろう!
1.アピールポイントの明確化
転職を決意されたら、まずご自身の経歴やスキル、資格を全部アピールするぞ!とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本当に全てが必要なのでしょうか。
転職活動では、面接に進む前に応募書類である履歴書と職務経歴書をもとに選考が進んでいきます。特に重要なのが職務経歴書です。
職務経歴書はいわば、ご自身のストーリーが詰まったもの。
採用担当者は職務経歴書を頼りに、求職者がどんな人なのか、自社で必要なスキルや経験を持っている人なのかを見極めていきます。
したがって、求人の求めている人材に見合ったアピールポイントを明確にし、伝えていくことが非常に大切なのです。
では、アピールポイントを明確化するために何をしていくのか?
2.優先順位を決める
今回の転職で実現したいことを書き出してみましょう。
譲れないボーダーラインと優先順位を決めるのです。
例えば以下のように書き出していきます。
〈上から実現したい優先順位〉
①年収をあげたい
②自分の実力が成果に見合う働き方がしたい
③スキルを身につけたい
④残業が現状よりも少ない
⑤在宅勤務やフレックスがある仕事に就きたい
〈譲れないボーダーライン〉
・自宅から1時間以内で通える勤務地
・残業が20時間以内
・年収400万以上
書き出すことで転職理由が明確になり、頭に思い描いていることが整理されていきます。
3.キャリアの棚卸し
次に、ご自身のキャリアを振り返る時間を作りましょう。
・在籍期間、所属部署などの基本状況
・業務内容
・業務の中で注力したこと
・業務を通してできるようになったこと
・業務を通して工夫してきたこと
を書き出していきます。
数値目標があった方はその実績を記載すると分かりやすいですし、逆に、事務職といったオフィスワークが中心で、ご自身で数値目標がなかった方は、社内やチームで掲げた数値を達成するために工夫したことを思い出されてみてください。
大したことをやっていないのに・・・とご自身が思われていたとしても、実はそれが大きな強みだったということも少なくありません。
例えば、担当した業務に黙々と取り組み、職務を全うした経験=「継続して物事を成し遂げる力」という強みになるのです。
4.自己分析にとりかかろう!
優先順位の選定とキャリアの棚卸しが完了したら、いよいよ自己分析のステージです。
自己分析では、キャリアの棚卸しをベースにご自身の価値観、傾向、性格、強みや弱みを知ることができます。
ご自身の強みやアピール出来ることをキャリアの棚卸しで記載したエピソードと掛け合わせて、文章化していきます。
行きたい業界や業種によって求められている人物像は異なります。強み×経験×企業が求めている人材をマッチングし、掛け合わしていくことで、ご自身が納得のいく転職を実現していきましょう。
いかがでしたでしょうか?
転職エージェントをうまく活用して、いい転職をして社会人としての
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株式会社FIVE 有料職業紹介 田中愛弥乃
許可番号 13ーユー310946
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