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執筆者の写真吉岡将馬

応募書類の書き方~基礎の基礎~



今の仕事にやりがいを感じない、、

将来に漠然と不安がある、、

このままでいいのだろうか、、


誰もが社会人として働けば一度は考えたことがあるでしょう。


その解決策のひとつが転職です。

仕事選びは人生の一大テーマであり、現代社会においてほとんどの人が転職を経験することになります。


なぜなら、企業の寿命は15年から長くても30年ほどだからです。

23歳で社会人としてスタートすると仮定しますと、単純計算で53歳の頃には

会社は無くなります。


もちろんひとつの会社で定年を迎える人もいますが、平均寿命が伸び続けている中で

どちらの方が可能性が高いかといえば、間違いなく前者の転職をする方でしょう。


そんな時、まず転職において必須となるものが何かと言えば、、、

そう、応募書類の作成です。


今の職場が自身の能力を最大限評価してくれていて、働きに見合った対価を与えてくれていると感じるのであれば、転職しなくていいと思います。


しかし、いざ会社が倒産したら? 買収されて人員削減、退職を促されたら?

そうなった時に焦って動き始めるより、「想定の範囲内」と思って動き出す方が安心では

ないでしょうか?

何事も準備が大切です。

いざ自分に転職のタイミングが来た時にすぐ動き出せるよう、応募書類の作成方法の

基礎の基礎を伝授します。



その1 必要な書類は「履歴書」と「職務経歴書」の2点


転職の際、求人を募集している企業に応募する時に必ず必要となる書類は「履歴書」と

「職務経歴書」になります。


履歴書は自身の名前と住所、連絡先の他、学歴、職歴、持っている資格、志望動機などを

記入するものです。

応募書類の中でも最も基礎的な、名刺代わりとなる書類です。

初めての転職であれば職歴を記入するのは容易ですが、複数回転職をしている人や

子会社への異動、その他社名変更が会った際など、定期的に棚卸をしていないと

「あれ、この年ってどこで働いていたっけ?」や「あれ、この会社中途採用だったけど何月入社で何月退社だったっけ?」などいきなり書類作成で転職の壁にぶつかり、

「めんどくさいからやめようかな」と心が折れる原因となるため注意が必要です。

そうならないためにも、「今から」書類作成に取り掛かる事をおすすめします。


職務経歴書はあなたが今まで働いてきた会社で、実際にどのような業務に従事してきたか、役割やポジション、スキルなど、あなたの実績や能力の「詳細」を企業にアピールする書類になります。

そのため、採用担当に分かりやすく、好印象を与える文章を作成、記入する必要が

あります。

数字や実際アクションしたことを明確に、簡潔に記載するよう注意しましょう。



その2 基礎の基礎!履歴書の書き方


履歴書で大切なのは、誤字や脱字がなく、自身の学歴、職歴、資格を採用担当に正しく、

分かりやすく伝える事にあります。

そのため、鉄則として学歴・職歴の部分は行に空欄の箇所ができることはNGです。


学歴は高校入学以降を記入しましょう。大学や専門学校の場合は「学部」や「専攻」まで

正確に記入しましょう。

大学院は修士課程と博士課程を分けて記載し「卒業」ではなく「修了」と記入しましょう。


職歴は短期間であっても正確に記入し、正社員以外の場合は「入社」の右横に括弧書きで

(契約社員として)などと記入しましょう。


また、最新の職歴となる会社で今現在も働いているのか、既に退職しているのか、退職日が決まっているのかによっても記入方法が異なります。

現在も働いている場合は改行して「現在に至る」と記入し、退職日が決まっている場合は

「契約期間満了につき退職予定」などと記入してください。

既に退職している場合は特段記入は必要ありません。


これらの学歴・職歴は「入学・卒業」「入社・退職」の年月をしっかり確認して記入する

ことが必要です!

あいまいな情報や誤った年月を記載しないよう、分からなければ卒業証書を確認したり、

ハローワークで職歴も確認できますので、正確な情報源から確認を行い、西暦や和暦の変換時にうっかり間違えないよう、気を付けましょう!

ネットにも自動計算ツールなどがございますので、活用してみましょう。


併せて、履歴書に添付する証明写真にも書類選考を突破するためのポイントがございますので、下記リンクから転職エージェント高木のブログを参考にしてみてください。




その3 基礎の基礎!職務経歴書の書き方


新卒採用との大きな違いがこの職務経歴書になるでしょう。

転職は中途採用となり、これまでの社会人経験で得た実績やスキルが重要な採用基準と

なります。


そのため、書類選考においては履歴書以上に職務経歴書のデキが次のステップである面接に進めるかの大きなポイントとなります。

本当はあなたの実績や能力は高いのに、職務経歴書という書面上でそれを表現することが

できないと、転職を成功させることもできないのです。


職務経歴書は、できる限り採用担当に分かりやすく、異業種への転職なら相手の業界にも

分かりやすいように、「○○業界で言うとこのぐらいの実績」や「社内では何番目の成績」など指標をわかりやすく、かつ「数字」を用いて記入することが大切です。


営業ですと、分かりやすく「売り上げ」がありますが、事務やSEなどでも、「1日あたり何件のメール対応を行っていた」や「通常納品まで○日かかる仕事を○日で納品した」など

数字を用いて記入すると採用担当も分かりやすいです。


他にも「受注○件」や「効率化によって前年比○時間の業務時間削減」といった記入方法もあるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。


職務経歴書は基本的に「職務要約」「職務経歴」「PCスキル」「資格」「自己PR」で構成

されています。

その中でも「職務要約」と「自己PR」について書き方を伝授します。


★「職務要約」は簡潔に、再現性を意識して書く事が大切です。


 <簡潔>

 採用担当は忙しい業務の合間に書類を確認するため、冒頭だけ簡単に目を通して、

 詳細を読むかどうか判断します。

 そのため、文章は3〜4行にまとめることをおすすめします。


 <再現性>

 転職においては即戦力を求められます。簡潔に「私は御社の求める人材です!」と

 アピールすることが大切です。

 求人情報をよく読み、ご自身の職歴の中で志望企業とマッチした情報を

 ちりばめましょう!


 <実績>

 事実を中心に、売上実績や目標に対する達成率などの数字を盛り込み、スマートに

 まとめましょう!



★「自己PR」はSTARを意識して記入しましょう!

 

 <STAR>

 「Situation(状況)」「Task(課題)」「Action(行動)」「Result(結果)」の

 頭文字を取った言葉です。面接でよく使われるフレームワークになります。

 具体的な行動だけでなく、「どんな状況だったか?」「自らどんな課題を設定したか?」 「どんな結果になったか?」を記入すると、より「再現性」が伝わります。


 ポイントは、課題(Task)を上司から与えられるのではなく、自分で見つけ出して

 いるという点です。

 自分で課題を設定する姿勢、そして映像を思い浮かべられるくらい具体性があると、

 採用側は強く「再現性」を感じます。



まとめ


応募書類は定期的に棚卸しすることをおすすめいたします。

少なくとも、入社時、退職時、部署移動時、配属先の変更時、業務変更など、環境が

変わった際は必ず書類をブラッシュアップし、「楽に転職活動する」癖を今のうちから

習慣化しておくと後で本当に苦労しないで済みます。

(書類作成で躓いている求職者を何人も見てきました。)


これまでの仕事や業務経験の棚卸、書類作成から求人を探すまで、かなりの労力が必要ですので、完全無料の転職エージェントのサポートを受けることをオススメします。


いかがでしたでしょうか?

転職エージェントをうまく活用して、いい転職をして社会人としての

キャリアをステップアップして、望んだライフバランスを手に入れてください。


実際に私たちもサポートして、よりよい転職に導きますので

お気軽にお問い合わせください。


株式会社FIVE 有料職業紹介 吉岡将馬

許可番号 13ーユー310946




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