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掛け算で伸ばす転職

執筆者の写真: 浅賀洋平浅賀洋平

私は、大学卒業後銀行系の企業に就職し法人営業・個人営業を担当しておりました。

社会人3年目の25歳のころに自分自身の成長の方向性を考え始め、転職活動を開始。複数回の転職で金融業界からIT業界を経て転職エージェントとしての仕事をスタートさせました。


ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、単発の転職活動だけでなくその先の人生設計を共に考えていくプランナーになるべく日々、転職活動の支援をしております。



転職活動に不安を感じる人は、初めての転職活動に限らず多くいると思います。

それは「自分の経歴をうまくまとめる事が出来ない」、「自分がどれだけ通用できるか不安」、「どう転職していいか迷う」ということが多いのではないでしょうか。


ここでは『掛け算』をキーワードに転職活動をスムーズに開始し、自身のスキルを分析し高めていく道筋の見つけ方をご紹介していきます。


1. 自分の経歴をキーワード化にする

転職活動で初めに当たる壁は、履歴書と職務経歴書の作成です。経歴をキーワード化出来れば、6割~7割くらいの職務経歴書の作成は簡単です。

まず、次の3つをキーワード化にしてみましょう


①職種

②業界

③経験



一つずつ解説していきます。

まず職種は、あなたがどんな仕事をしてきたかということです。営業やエンジニア、事務職などがあげられます。

次に業界、これはシンプルにあなたが所属してきた業界です。金融業界・小売業界・IT業界などです。

経験については、職種と業界でどんな経験を積んできたかです。例えば個人向けの営業・WEBマーケティング・システム開発・チームリーダーとしてのマネジメント経験、などです。


私の場合、銀行系企業で営業を担当し、IT系企業で営業・事務を経験してきたので簡単にまとめる下記のようなキーワードになります。


①職種:営業/事務

②業界:金融業界/IT業界/人材業界

③経験:個人営業、法人営業、新規営業、ルート営業、事業企画、売上データ分析、自動化ツール運用、データベース管理、コンサルティング、進捗管理


①~③の経験を元に「スキル・強み」のキーワードを書き出しましょう。

参考に営業職の方ですと「新規営業が得意」「プレゼン力がある」「顧客との信頼関係構築がうまい」などです。

エンジニアの方であれば「〇〇(言語)が使える」「システム開発経験〇年」など自分を一言でアピール出来るキーワードを書き出してください。


上記を参考に、キーワードの書き出しと職務経歴書の作成にチャレンジしてみましょう。



2.軸をずらした転職

会社員の方の年収の計算はほぼ「年収=業界×職種」で計算式に当てはまります。例えば同じ営業職でも、有形商材のメーカー営業より、IT系などの無形商材の営業の方が年収が高くなる傾向があります。これは会社が多くの利益を出せる事業の方が、給与に反映されやすいからです。


そこで、転職する際も「業界×職種」を意識して転職活動を行いましょう。

年収はその業界が儲かるかどうかで決まる部分も大きいのです。

同じような仕事をしていても収入が上がらず大変という相談は多くあります。

職種か業界のどちらかをずらして、スキルアップ・収入アップに向けて転職していきましょう!


逆を言えば、軸をずらさない転職は危険です。

・業界も職種も変えない⇒転職にかけた労力に対して年収アップや環境変化などの恩恵が少ない

・業界も職種も両方を変えてしまう⇒今までの経験やスキルが活かせず大変


転職において掛け算は重要です。

5年後・10年後の働き方をイメージして、まずは職種をずらすのか・業界をずらすのかを考えて転職活動をしてきましょう。積み重ねた経験を掛け算していくことで、あなたにしかないオリジナルなアピールポイントに進化していきます。



いかがだったでしょうか?

転職エージェントをうまく活用して、いい転職をして社会人としての

キャリアをステップアップして、望んだライフバランスを手に入れてください。


実際に私たちもサポートして、よりよい転職に導きますので

お気軽にお問い合わせください。


株式会社FIVE 職業紹介 浅賀洋平

許可番号 13ーユー310946


 
 
 

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