転職エージェントとして、数々の書類添削や面接練習を行ってきました。
その際、多くの求職者のつまずきにも出会ってきました。
中でも転職活動始めたてで一番最初に求職者がつまずくのが、人事の立場になって考えて自己PRを書くというところ。
書き始めてみて初めて気づくむずかしさ。
書いて見直してみると、案外自分本位な文章になっていたり・・・
本日は自己PRの本質について解説していきたいと思います。
1.自己PRってどんなPR?
2.どんなことをPRするといいの?
1.自己PRってどんなPR?
文字通り受け取るなら、自分をアピールすればいい!と受け取れますが、
自分をアピールって何やねん!!
とツッコミをいれたくなってしまいますよね。
自分をアピールするのは、時と場合に合わせる必要があります。
TPOに合わせるってやつですね!
case1.合コンの時
「土日休みなんだ!」「休みの日はフットサルしてるよ!」「好きな人のタイプは、一緒に趣味を楽しめる人かな!」
➡合コン参加者全体に向けて、自分を売り込む。
付き合った後のイメージを沸かせたり、そもそも恋愛対象に入るにはどうしたらいいのかなどを確認し、まずはデートに誘えるような関係性を築く。
双方からの発信になるので、相手の会話をきちんと聞くのが大事!
case2.好きな人へのアピール
「俺は浮気とか絶対できない派!」「付き合ったら絶対に大切にするタイプなんだよね!」
➡好きな人単体、もしくは近くにいる時に、自分を売り込む。
自分を恋愛対象として意識してもらうため。一方的なアピールの場合も多い。
case.3 志望企業へのアピール
「御社の企業理念に共感しました!」「今までこんなことをやってきたので、貢献できます!」
➡志望企業の人事に向けて自分を売り込む。
なぜこの会社でなければいけないのか、自分を採用することでどんなメリットがあるのかを伝え、採用後に企業で働くイメージを持たせる。
自分をアピールしているのは同じですが、伝える相手や場面が変わるとこんなにも伝える内容が変わってきます!
その場に合った適切なアピールの仕方を選択することが大切ですね!
自分をアピールというとどうしても自分本位になってしまいますが、
コミュニケーションは常に相手があって成立するものです!
相手がほしい情報・聞きたい話や言葉は何か。常に考えて伝えるようにしましょう!
2.どんなことをPRするといいの?
一言でいうと再現性!
転職活動は、新卒の就職活動とは違いなるべく「即戦力」な人材であることが求められます。
即戦力=経験者 と思い、自分は未経験だから・・・と気が引けてしまう求職者も多いですが、よほど専門性の高い職種を選ばない限りは、今までやってきたことの中に「再現性」のあるスキルはたくさんあります!
一度社会人としての経験を積んでいるという時点で、皆さまはすでに”経験者”なのです!
自分が力を入れてきた経験や得意だと思うスキルを、汎用性が高く、就きたい仕事にも当てはまる言葉で表現すればよいのです!
例えば、、、
元営業マンが新しくコンサルタントの仕事に就きたいとします。
そして、「お客様に商品を売り込むこと」がその人の得意なことだとします。
そんな時は、「お客様の課題解決のための提案力」と言い換えてみましょう!
なんだか一気にコンサルタントできそうな雰囲気が出てきませんか・・?
でも、言っている内容的には変わりがありません。
人事の人が聞きやすい言葉、受け入れやすい表現は何なのか?
相手の立場に立って文章を考えると、表現や言い回しも分かりやすくなります!
仕事歴が長いほど、専門的な経験を話してしまいがちですが、まったく違う仕事をしている人事の人に分かりやすく伝えるにはどうしたらいいかを考えましょう!
しかも、どんな人を求めて人事の人が面接の時間を作ってくれたかは、親切なことに「求人票」に詳しく書いてあります!!
求人票の「求める人材」の欄にあるワードを使い、アピールするとわかりやすくアピールできますよね!
求人票を端から端まで、きちんと読んで、自分の自己PRが「求める人材」に当てはまるように言い換えや表現を意識して自己PR文を作成していきましょう!!
転職を一人で行うことは、求人を集めて、かなりの労力が必要ですので、完全無料の転職エージェントのサポートを受けることを強くオススメします。
いかがでしたでしょうか?
転職エージェントをうまく活用して、いい転職をして社会人としての
キャリアをステップアップして、望んだライフバランスを手に入れてください。
実際に私たちもサポートして、よりよい転職に導きますので
お気軽にお問い合わせください。
株式会社FIVE 有料職業紹介 倉本捺美
許可番号 13ーユー310946
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